かって私がアホみたいに毎週すすきのに出陣していた頃、『うーん、こういう場合はこうすればもっと客への印象がよくなるのになぁ…』と キャバ嬢の立場で考えてみてキャバクラ嬢としての仕事を考えたことがありました。こうなると病気ですね。

そんなわけで、キャバ嬢の立場で考えてみる…題して『キャバクラ嬢鬼畜営業マニュアル』を考察してみたいと思います。 現役キャバ嬢さんはこれをマネして刺されることのないように注意してくださいね。

で、その前に大事なことがあって、それは世の中には危ないキャバクラ店がいっぱいあって、そんなお店で働いてはいけないってことです。 基本的にこの業界は凄くアコギです。それに最低限のルールさえ守らない店は結構あります。

そこで、こんな店で働いちゃダメって例をあげたいと思います。

こんなキャバクラで働いてはいけない

スカウトを利用しない
街のスカウトについていって紹介された店で働いてはいけません。スカウトは店から手数料を取っているわけで、店からするとその分あなたへの 期待やノルマは高くなります。

店のホームページがない
あっても風俗雑誌ポータルサイトに掲載されたページしかなかったり、ほとんど更新されていない場合です。経営的に物凄く怪しいことをしている可能性が高いです。 ほぼ個人経営の店に多いですね。会社の登記簿の役員に家族がいるとか。 ホームページがよく更新されている他系列店のあるキャバクラチェーンを選んだほうが無難です。

給与の説明が雑
ヘアメイク代、送り代、貸衣裳代、厚生費などの説明がない。 どれだけ売り上げるとどのくらい稼げるかの説明がない。 また、面接時に身分証の提示を求められない場合も問題です。 こういう店は後から適当な理由をつけて給料を減らすことを平気でします。

体験入店の時給をごまかす
求人情報サイトや求人誌に体験入店の時給を高く掲載しておいて、後から理由をつけて時給をごまかすケースがあります。 この場合、数ヶ月たってから求人情報サイトや求人誌に通報しちゃいましょう。

客層が妙に悪い
そういう人達がよく出入りするお店だということです。察しましょう。

罰金が多すぎる
同伴や指名のノルマ、遅刻、欠勤に対する過度な罰金は本当は労働基準法に違反してるんですけどね。 遅刻や欠勤に対する減給でも、1日休んだだけなのに数万円の罰金を取るのはやり過ぎです。

給与明細が適当
労働時間や時給、勤務日数、源泉徴収、その他厚生費など細かく記載していない場合は、 確実に怪しい経営をしています。労働時間をごまかしているかもしれません。

店を辞める月の給料が出ない
これも労働基準法に違反してるんですが結構あるんですよ。
「店に迷惑をかけることだから」とか「辞める月は払えないよ」とか信じられないようなことを言います。 実際、私が昔知ってた子は辞める際に給料を日払いにして突然店に行かないという手段をとりました。いわゆる『飛ぶ』という行為です。

お客さんに妙な負担をさせる
実際に昔あったんですけど、すすきのにある某チェーン店で、○時以降に来店、滞在する場合には、おつまみを一品以上頼まないといけないという謎ルールが導入されたことがあります。 限りなくブラックですけどね。オキニさんはこれにキレて店を辞めました。あと知らないうちにTAXが上がってたということもありました。

残念ながらこの業界は昔からの習慣をあまり変えようとしません。おかしなルールがはびこる世界です。 リーマンショックや震災以降の不況でほぼオワコン状態なので怪しい経営をしている店はかなりあるようです。 充分注意してお店を選んでくださいね。

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