男性なんて、ほんのちょっとのことで女性に食いついちゃう動物です。 お酒も入ってますから、はじめてついた女性がそこそこ可愛くて会話が弾めば、ほぼ恋愛対象になります。

だから、ほんのあとちょっとのことをすると指名に繋がったり、客が来店する回数が増えたりするものです。 逆になぜそうしないのか?と疑問に思います。たぶん、そんなことをしなくても客がつくからでしょうが…。

そんなわけで、キャバ嬢の立場で考えてみる題して『キャバクラ嬢鬼畜営業マニュアル』。 今回はキャラクター設定編です。

男性客のみなさんはこれから書くシュチエーションにハマった場合は要注意です。 うまく手のひらで転がされている可能性大ありです。

これから書くことはあくまで一例です。なかには本当に鬼畜なことをしたり、色恋営業をかけるメンタルが超強い人もいるので、 営業スタイルは人それぞれなんですが…。ビジネスにおいて「顧客が何を必要としているか?」を考えない商品は絶対売れませんが、この商売はあくまで自分から客を誘導するように しないと身が持たないってのは前提だと思います。

キャラクター設定をしよう

まずはキャバクラで働くにあたってキャラ設定をしましょう。

プライベートである本人とキャバクラで働くアナタは別人格です。

アナタは女優です。キャバクラで働く女性を演じきることです。

源氏名はシンプルに
いかにもキャバ嬢っぽいキラキラネームはダメです。「愛」という文字も使っちゃいけません。客は素人っぽい子を好みます。 『名刺作るの面倒だからこのなかから選んでくれるかな?』と店長から言われる場合もありますが、その場合もシンプルなものを選びましょう (いや、名刺代金をケチる店長ってマジでいるんですよ)。

特殊な事情
アフターするのも店外するのも面倒くさい、客に口説かれたくないって場合は、実際とは異なった家庭環境を設定しておくと楽です。 以下のようにしておくと客の色々な誘惑を避けることが出来ます。

  • 母子家庭で育ち母親と同居している
  • 女子大に通っていて、学費をキャバクラで稼いでいる。水商売で働く最大の理由がこれ。
  • お母さんには楽をさせたい。だから私は周りのチャラチャラしたホステスとは違う、そんな私を応援してほしい。

  • この場合、アフターの誘いを受けても「授業が朝早くからあるから無理」と言って断ることができます。 お店で働く以外は学校に通ってまじめに勉強している学生さんなので大変忙しいのです。遊んでる時間なんてありません、休日は勉強です。年齢的に 学生という設定が厳しい場合は、「母子家庭で母親と同居」が有効です。キャバで働く条件として店が終わったらすぐ帰ることにしているのです。 仮に親しい友達と夜遊びしているところを客に見つかっても後からなんとでも言い訳は通用します。

    実際はシングルマザーで勤務中は母親や親戚に子供を預けているのでアフターが出来ない場合にも使えます。 私の昔のオキニさんがそうでした。年中口説かれるのでこの設定を使って「母が心配するから」と断っていました。

    あまりガードを固めてしまうと客が離れてしまうんじゃないか?と思うでしょうが、そんなもの色々な方法でカバーできるので心配ありません。 それに指名客によっては、「実は…」と設定をばらしてしまってガードを緩めてもよいのです。 「この店、しつこく口説いてくる客が本当に多いからそういうことにしてたんだ…」と言えば信じてくれます。 これは自分の身を守るための手段なのです。 学生設定の場合、大口顧客が離れる可能性が高くなりますが、太客は結構面倒くさい人が多いのでこの方が精神的には楽です。

    店外やアフターをガチで断ったら客は傷つきます。 「いきたいけどいけない」そう思わせるのがコツです。客の夢を壊さないためにもある程度の嘘は必要なのです。

    店舗の規模によってはこういった嘘設定が内輪からばれてしまうこともあるんですが、大きい箱ならまずばれない。 周りのホステスさんと仲良くする必要性はそんなにないしね。2、3人味方につけておけば大丈夫。

    情報は小出しに
    「母子家庭で母親と同居」なんてことも、別に最初っから言わなくていいです。アフターに誘われた際に「いや、お母さん寝ないで待ってるんだよね」 と事情を明かせばいいです。

    必要以上に自分のことを語ってはいけません。だいたい自分のことを何でもかんでもポロポロ喋ると安い女にみられます。 お客さんに興味を持ってもらうためにもある程度ミステリアスな部分が必要になります。

    客は客と割り切るために

    意外とこの仕事の最大の敵は病気になってしまうことです。生活時間帯がどうしても夜間になるし、お酒も入ったりというのもありますが、 割と多いのは「その気は全然ないのにちょっとした色恋っぽいことをしている罪悪感」で精神的に病んでしまうことです。 たいていの客は口説いてきますが、いちいちその期待に応えるわけにいきません。でも、はっきり断るともうお客さんは来なくなってしまいます。 そのジレンマにやられるのです。なかにはストーカーになったり限度を超えた行為を行うお客さんもいて精神的に滅入ることもあります。 なのに指名本数や売り上げなどの情報はスマホにメールで入ってきて店からプレッシャーをかけられます。 そんなストレスを抱えるとお酒に頼ったり、ホストクラブに通ったり、高価なバッグなどを買い集めたりと段々生活が荒れていく人もいます。

    そうならないために「これはホステスとしての仕事と割り切る」ことです。 そう思わないと数はこなせません。

    その為にも自分のお客さんの情報を収集した「顧客データベース」を作成しましょう。

    お客さんの情報はExcelのシート毎に管理します。氏名・誕生日・年齢・仕事内容・だいたいの住所・家庭環境・趣味などの基本情報の他に、 来店日ごとにその日話したことや得た情報などを入力していきます。そうすると「●●さん、しばらく店に来てないなぁ。ちょっとメール入れておくか!」とか 「夏頃に季節の変わり目で風邪ひいて大変だったでしょ。最近、本当に冷えてきたから気をつけてね!」なんて会話もできるわけです。

    少なくても以下のような情報は会話のなかで最低限集めるようにしましょう。

  • 誕生日:○月×日(乙女座)○○歳
  • 血液型:A型
  • 仕事内容:システムエンジニア
  • 住所:中央区円山
  • 家庭環境:両親も札幌、一人暮らし、5歳下の妹がいる
  • 趣味:映画鑑賞、サッカー観戦
  • 好きな食べ物:生カキ、かつおのたたき、ココイチのビーフカツカレー
  • 好きな音楽:ももいろクローバーZ、BABYMETAL
  • 好きなお酒:シャンパン、サッポロクラシック、おたるワイン
  • 好きな映画:X-MENシリーズ、ウォッチメン
  • 好きな漫画:ザ・ワールド・イズ・マイン、寄生獣
  • ペット:飼っていない
  • ギャンブル:競馬
  • 好きな女優:綾瀬はるか
  • 煙草:禁煙した(1年半経過)
  • カラオケ:歌わない
  • メール:ほとんど来ない、来ても連絡事項や出勤の確認のみ。こちらから送るのは夜7時以降、深夜に送ってもOK。
  • こういったことを毎日続けることで、お客さん=仕事上の顧客として、あくまで仕事だと割り切ることが出来ます。

    指名客の来店予定がわかっていれば当日もう一度顧客情報を確認して準備しておきましょう。

    パソコンのExcelで顧客データベースを作ってしまえば、ファイルを「OneDrive」に保存して、スマホアプリの「Office Mobile」で同期させることが できますからスマホでも管理できます。待機時間にでも入力してしまおう。

    なんか書いていて恐くなってきましたがσ(^_^;)、次回は「営業の基本編」です。

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    by G-Tools , 2014/09/09