お客さんが一番嫌う行為は「店に来い」という露骨な営業です。

直接的な表現でなくても結局内容がそういうことなら醒めます。 メールが来た瞬間は「お?」と思いますが「お店に来てね」的な内容だと百年の恋でも醒めます、げんなりします。 よく元キャバ嬢さんだったり元高級クラブホステスの方が「メールが来るとお客さんは単純に嬉しいのでどんどん送るべき」 なんて著作に書いていますが、メールが来て単純に喜ぶのは純粋無垢なお客さんかキャバ経験が未熟な人だけです。 そういう客は早めにバーストするか暴走告白しがちなので短期勝負になってしまいます。 お客さんを育てるのも仕事のひとつ。長く通ってもらえる努力が必要です。

メールは個別の内容にする

一斉送信メールは論外です。

たとえ、個人の名前が入っている文章であっても、名前を入れ替えれば誰に送っても差し支えのない内容もダメです。 『今日は寒いね!体調壊さないようにね!』みたいな定番日常会話や体調を気遣うような一般的なメールも当たり前すぎて心にはささりません。 そのためにも、以前投稿した記事の「顧客データベース」が必要になります。

メールを送って仕事をした気になっているキャバ嬢さんは本当に沢山いますがメールを送ることが「仕事」ではありません。 客とコンタクトをとっておかないと不安に思うキャバ嬢さんもいるでしょうが、 頻繁にメールが送られて来ても中身のないものなら客はたんなる営業と判断します。それなら送らない方がまだマシです。

または、質問攻撃が有効です。 『PCの調子がなんかおかしいんだよね?』とか、『駅前にいるんだけど美味しいスイーツ店知らない?』とか、 『掃除機って結局どれを買ったらいいんだろう?』とかね。これが男子同士だと「ググれカス!」「店員に聞けや!」ってなるんですが、 なぜか男子は女子に言われると一生懸命調べてくれます。

それとメールのやりとりに関してはいつ頃送っても平気か?を客に確認しておくといいでしょう。 勤務中は絶対返信できない方もいるし、逆にメールが苦手だから電話の方がありがたいという客もいます。 サラリーマンの方なら昼12時~13時ごろならメールを見てくれるでしょう。

電話はかけない

お客様はあなたと話がしたくて店に来るのです。それを電話で済ませてどうするんですか? 特に用事がなければ電話をしちゃいけません。飢餓感を誘うためにもね。 それにね、今はスマホじゃないですか?思いっきり相手の名前が表示されると超やばいっす。

LINEメッセージは連絡確認のみに使う

女子同士は何気にやってますがLINEやカカオトークは本当に心が伝わらないツールです。そして結構面倒くさいし何かノルマ的な強制力 のあるやっかいな代物。連絡のための手段と割り切って使いましょう。

ちなみにLINEには、LINEが定めた独自専門用語のほかに、ジャーゴン(業界用語)があって

  • HPG(えいちぴーじー):ホームペア画像の略称
  • カバー画像:プロフィール全体を覆う画像
  • 既読スルー or 既読ブッチ:メッセージを読んで「既読」が付いたまま返信をしない
  • グルチャ:グループチャットの略称
  • 個チャ(こちゃ):個人チャットの略称
  • スタ爆(すたばく):スタンプ爆撃の略称
  • スタレン:スタンプ連打の略称
  • トプ画(とぷが):トップ画像の略称
  • 無言追加:連絡をせずに無言で友人リストに登録をする行為
  • ペア画なう:2つ以上のアカウントの画像を組み合わせて1つのイラストや画像に合成すること
  • PGなう(ぴーじーなう):ペア画なうの略称
  • などがありますが、おじさんにはさっぱりわかりませんので使用は禁止です!

    なお、相手のトーク画面に既読通知を表示することなく内容を読むことが出来る「ちらみ」というアプリを使って既読スルーで反感を買わないようにする 方法もあります。

    SNSはやらない

    そして昨今、TwitterやFacebookでも営業している嬢さんもいるようですが、自分の情報はあくまで小出しにするものであって、 店の営業方針でやっている場合を除いてはやらない方が無難。それに友達リストやフォロワーにキャバ嬢さんがいるってのも 水商売としての守秘義務って何かね?って話です。 Twitterで「芸能人の○○○が来た」とかつぶやいちゃうバカは何なんでしょう? それに第三者からのカラミであらぬ噂を立てられるようなこともあります。 『ホンマでっかTV』でも言ってましたが、SNSで自分以外の第三者との交流があると嫉妬心をかうようなのでよくないです。

    この手のSNSをどうしてもやりたい場合は、「Instagram」をオススメします。写真をメインにしたコミュニケーションサービスで いわゆる写メ日記。写真の撮影・加工、投稿までをスムーズに行うことができます。コメント返しやリフォローをせずに一方的な発信にとどめておけばよい。 Twitterと違ってフォロワーが広がりにくい。

    あらぬ噂といえばホスラブなどの掲示板ですが、炎上も商売のうちでまるっきり気にしないか、敢然と削除依頼をして戦うかのどちらかです。 削除依頼にはちゃんと応じてくれますよ。「個人情報保護方針についてどうお考えでしょうか?」と 結構強気な抗議をして個人スレッドごと削除をお願いするのがいいです。まあ消しても消してもまた誰かがスレッド立てちゃうんですが…。 確か、システム上でスレッドを立てることが出来ない設定になっているグループ店もあったはずなので抗議するにこしたことはないと思います。

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