またもやお悩み相談がキターヽ('∀')ノ──!!


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・キャストさんの年齢 27歳
・あなたの年齢(世代) 28歳
・何回(何年)店に通っているか?頻度 半年の間、1ヶ月に1回程度
・お店の規模、種類 都内の中規模のキャバクラ
・キャストさんのお水歴 10年
・キャストさんの営業、仕事スタンス 友達のようなフレンドリーな接し方。男女間を思わせるようなスタンスではありません。

去年の暮れ、上司に連れられ、数人で都内のキャバクラに行き、その時着いてくれた子が今回の相談内容の子です。 最初は上司の方々が酔いも回って楽しんでいましたが、その子と2人で話す機会が訪れ、楽しく会話が出来ました。 その時に、明らかに他の子たちより話の仕方や接し方が違い、プロだなという感覚を覚えました。 私は人事関係の仕事をしていたので、なんとなくそういう見方が出来たのかもしれません。 そして帰る際、私に着いてくれた子は名刺を渡して、Lineの連絡先を交換してくれました。 後日分かりましたが、Lineはプライベート用のものと仕事用とは分けていないようです。


その後、1ヶ月に1回程度、彼女のお店に行って指名をして、毎回かなり長い時間お店にいました。 接し方は男女間を臭わせるようなものではなく、話の内容はお互いの身の内話が多かったです。 その時に分かったのは、この仕事が好きで10年近くやっているという事(最初のプロだなという感覚は合っていました)この仕事に誇りを持ってやっていて、出来れば続けたいという事。 でも、いつかは辞めなければならないと思うし、昼の仕事に就いてみたいという事でした。 こちらとしては非常に魅力的に映った女性でしたので、話を聞いてあげる事を意識して色々な話を引き出せ、半年程通っていました。 4回目?か5回目?にお店に行った時、話の流れで「じゃあ今度どこかご飯でも行こうか」と誘ったら、「うん、いいよ!」と返してくれたので、後日行く事になりました。


当日ドタキャンも無く来てくれて、そのまま2人で軽く食事をと思いましたが、話が弾み、終電まで1件目でいました。 その後、私がそのお店に行く事は無くなり、基本的にLineも1日1回はするようになり、1ヶ月に1回か2回、お互いになんらかの理由を作って(相手の子が実家に帰っていたや、こちらが旅行に行っていたなど)2人で食事に行っていました。唐突に当日に呼ばれて行った事もあります。 毎回お土産をくれたり、おすすめの飲み物を手土産でくれたり、話も弾んで毎回1件目で終電近くまでいました。 一緒にいる時間も感触は悪くなく、むしろかなり好意的に受け取ってくれているのではないかなと思っています。 ただし、一度彼女が割り勘してくれた事はありますが、基本は1万円程度の額を私が奢っています。 しばらくして、彼女はお店を離れ、お昼の仕事に就く事になりました。 その後も2人でたまの食事は行っていましたが、段々お互いの事も知り、趣味や嗜好、家族の話や過去の事、将来の事、好きなタイプ、お互いに結婚願望がある事などを話し合うようになりました。 割と話している感じでは、自分はタイプのゾーンに入っている方には思えます。


最後にお店に行ってから半年くらいが経った頃、彼女はお昼の仕事を辞め、また以前のお店に戻る事になりました。 以前のように思いっきりは仕事をしていないようですが、働く場所が他に無いのか、定期的に働きに行っているようです。 そんな中、近々彼女が誕生日なのですが、彼女の方からお祝いをして欲しいと連絡が来ました。 誕生日はお店としても来て欲しいものなので、誕生日の前日あたりに2人でお祝いの食事でも行こうという話をしました。 しかし、もし当日出勤したらお店に飲みに来てくれる?と聞かれました。 お店に行かなくなってからかなり日にちが経っていたのですが、久しぶりの勧誘にびっくりしました。 私は悪いけどお店には行かないよと伝えたところ、「もう外で会っちゃってるし、お店に行く事も無いよね」と返されて、普通に誕生日祝いをする事になりました。


私はただの奢り屋か、もしくは気の合う男友達くらいの認識ではあるんだろうなとは思っています。実際、地元の人とお客さんは恋愛対象にならないとは言っていました。 でも、チャンスがあるなら告白して、付き合って、結婚まで見据えたいとも思っています。 そう思っていた矢先、このやり取りがあって私は彼女にまだお客さんとしか見られていなかったのかと感じ取ってしまうようになりました。半年振りにこんな事になるとは思ってもいませんでした。 彼女にとって自分はただのお客さんの一人なのか、はたまた気のある男なのか。直接聞いてしまってもいいのでしょうか。 そして、彼女はどういう考えで私と付き合ってくれているのでしょうか。


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さすがに情報が少なすぎるし、私は別に他人の心が読めるエスパーではないので、彼女が何を考えているか?はわからない。 が、このパターンは経験がなくもない。『水商売に戻ってきた女』である。

水商売に出戻りの女

ある昔話
「釧路に帰ろうと思う」あやか(仮名)は19歳の頃からススキノでホステスとして働き始めて10年がたつ。来年には 30歳になるが、彼女の店には30代のホステスはいない。店の中では黒服も含めて一番の古株で『姉さん』と呼ばれている。 特に店からプレッシャーをかけられているわけではないが、自分一人だけ30代になることに違和感を感じ、 もうここに自分はいるべきじゃないと感じていた。他店に移ることも考えたが、元々経済的な問題があって始めた商売で、この仕事が好きなわけではない。 「もういいかなと思って・・・」と彼女はモチベーションを失っていた。「寂しくなるな・・・実家へ戻って何するんだ?」 「帰ってから考える。今はちょっと休みたい」


だが、1年後、とあるススキノのラウンジで彼女と再会することになる。ロクな職歴もない彼女が地方で昼職で働くにはあまりいい条件 が残っているわけがなく、母親との関係もギクシャクしていたようである。帰り際「私、ケータイの電話番号変わってないから」 と彼女は私に言った。それが、もう一度自分の客になってほしいのか、それとも別の意味があるのか理解できないでいたが、 急激に熱が冷めた私は彼女を指名することは二度となかった。


実はお水を辞めて一旦昼職についたが挫折して夜の世界に戻ってくる女性は結構多い。 だいたいまともな職歴のない女性が昼職に就くとしてもいい条件はまず残っていないのだ。 さて、ここで問題です。夜の世界に戻ってくる女性と戻ってこない女性の決定的な違いは何でしょう? それは『ケータイの電話番号を変えたか変えていないか?』もう、二度とこの業界には戻らないと決めた女性は必ず電話番号とメールアドレスを変える。 だが、電話番号とメールアドレスを変える女性は意外と少ない。もし、昼職がダメだった場合の保険をかけておくわけだ。 夜に戻れば昔の客を呼べるというわけである。こういうところは女性はしたたかなのです。

相談者の方の女性も一度ケータイの電話番号が変わった後に連絡が来ればポイントは高かったのだが・・・。 まあ、ある意味、仕事に関して真面目なんだと思いますよ。お祝いの日に店に飲みに来てくれる?と誘いというのは店のことを考えてのことだから。


ちなみに、私の体験談のあやか(仮名)の場合、なぜ冷めちゃったかというと、しんみりとお別れしたのにちゃっかり戻ってきて、 しかも自分に連絡もなく復帰しておいて、いざ出会ったらまた指名しろ、なんていうのは都合が良すぎると思ったからです。

告白は丁半博打

店に行かなかったのは大正解。行ったらふりだしに戻るだけだからね。ただ、告白は絶対にダメ! 前にも書いたけど、YESかNOの二つの選択肢しかない聞き方をすると人間は安全策を取る。 おそらくではあるが彼女はある意味プロである。この仕事を好きでやっているという女性は極めて少ない。店側の利益を考えて行動するタイプで、 店にとっても自分にとっても売り上げに繋がるのならプライベートで客に会うのは平気。


だから性急に答えを求めようとすると失敗する可能性がある。 『店に行かなくても外で会える』という状況を継続できてから判断を行うべき。もし、それで「お店にも来てね」と言われたら、まあそういうことですよ。


なので、また誘えばいいと思いますよ。但し、毎回飯食って酒飲んでだと絶対に飽きる。 それはキャバ嬢さんにとってはいつもの日常だから。OLさん口説いてるんじゃないんだから。 誓ってもいいがダラダラ飲みは只の飲み友達にしかなりません。男は長時間一緒に過ごせて嬉しいかもしれませんが、 女性はそうではありません。ただ、仕事と同じでダラダラと酒を飲んでる状況に身を任せているだけで二人の仲がよくなったとは限らないのです。 これは私の昔のオキニが言ったことだけど『一緒にいて楽ってのは必ずしも恋じゃない。一緒にいてドキドキすることがないと・・・』 ですから、少しずつでもいいからきっちり二人の距離を詰める行動を行うべき。彼女の趣味とか一緒にやれることとか色々とリサーチしたほうがいいと思います。


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