前回、『お客さんとしては好きだけど男性としてはちょっと…』みたいな複雑な感情がキャバ嬢さんにはある、という書き方をしましたが、 基本的にビジネス(仕事)として男性客に接している期間が長ければ長いほどそういう傾向が強くなります。 お客さん=異性としての男性の乖離が激しくなっていくんですね。ビジネス(仕事)として接していると異性を感じなくなってくる、というか そうしないと数をこなせない。要するにプロになるにしたがって口説けないということです。


「彼女をみつけにキャバクラに行く」というのは、コストの面でこれほど非効率なものはないので決してオススメしません。 彼女を作るなら、合コンに出まくったり、女性が集まるサークルに加入するとかした方がいいと思うのですが、 キャバクラよりはパブ・スナックの方が可能性は高いというお話をします。まあ夜遊びの始めとしても、いきなり散財しなくてすむという利点もあります。 なお、ここでいうスナックとは20代の女性ホステスさんが常時10人以上出勤しているようなパブ・スナックとします。

単純な数学とマーケティング

以前にも書いたが、客単価が高くなるにつれて口説ける確率は低くなる。高級クラブ←キャバクラ・ニュークラブ←パブ・スナックの順。 なお、ガールズバーはあんまりいったことがないのでよくわからない。さらに都会のど真ん中よりも、ちょいはずれの副都心の方が 口説きやすい。赤坂や六本木よりも五反田や上野、ススキノよりも琴似や北24条。プロ意識はなるべく低いほうがよい。


その昔、「どうしたら彼女が出来ますかね?」と後輩に聞かれたので、単純に「女性と出会う回数を増やせば?」と答えた。 『下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる』である。 では、キャバクラとスナックで出会う女性の数の計算をしてみよう。ここでは仮に月の飲み代の予算を3万円とする。
キャバクラの場合、早い時間帯で割チケなどを使えば1時間で女性のドリンクやTAXなど込みで最低1万円ほどで飲める。 1時間で3人のホステスさんがつくとして、3人✕3(1万円を3回)=一ヶ月で9人の女性と出会うことが出来る。
スナックの場合、ボトルの関係もあるのだが、鏡月などの焼酎を入れるとして1時間で約3千円ぐらい。 マンツーマンで話すことは出来ないが、だいたい1時間で4人のホステスさんと話すことが出来る。 4人✕10(3千円を10回)=一ヶ月で40人の女性と出会うことが出来る。
もちろん、話の中身の質にもよるのだが、単純に出会える女性の数はスナックの方が圧倒的に多い。


単純な数学とマーケティングでは効率と確率においてスナックの圧勝である。

親密さという罠

また、スナックだとマンツーマンでホステスさんが横に座るなんてことは早い時間帯を除けば滅多にない。 実はこっちの方が冷静に俯瞰的に自分の立場を観察できる。飲み屋にハマるきっかけといえば、 同僚や友人に連れられてたまたま入った店でついた女性と話が盛り上がって…、というパターンが多いのだが、 これはあんまりよくない。なぜなら既に酒が入ってからキャバクラに行く場合が多いので、 酔って冷静な判断が出来ておらず、また話を合わせるのが仕事のホステスさんの話術に勘違いして、 脳が勝手に「運命の女性」みたいな誤った判断をしがちだから。この女性が本当に 自分に合った女性なのか?なんてのはその日だけでわかるはずがないのに…。 だから、キャバクラのようなマンツーマンでプライベートのような空間で接するというのはちょっと危険なのである。 カウンター越しにホステスさんと会話する方が冷静になれる。


さらに、キャバクラでは指名さえすれば、自動的に電話番号やLINEのIDを教えてくれるが、 スナックでは営業ノルマを課せられていない店が多く、客とのLINEのID交換はホステスさんの自由意志、場合によっては 建前上禁止していることもある。だからこそスナックで手に入れたホステスさんのLINEのIDは価値があるのである。 何度かアプローチしても結局教えてくれないこともあり、それは口説けないってことだからわかりやすいしね。


数ヶ月通って、ホステスさん達に名前を覚えられるようになれば自然と仲良くなれる女性が出て来るはず。 逆になぜかしっくりこない場合にはハズレを引いたかもしれない。まあ大体、この子はいけそうとか、この子は 身持ちが固そうだ、とか色々わかってくる。つまりハズレくじを引く確率が低くなる。 キャバクラのように一旦指名したはいいが数ヶ月たって、何かちょっと違うかも?なんてことは避けられる。


基本的にスナックのホステスさんは営業ノルマや同伴がないこともあり、こういう状況のなかでも、 LINEのIDを教えてくれたり、出勤前にご飯を食べに行ったり、休日に会えるようになれば自然と長いつきあい になりますよ経験上はね。

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by G-Tools , 2017/03/18