私のなかでは、職場ではまだまだ新人のT君は典型的な草食系モテない男子である。 T君『なんか●●さんが凄い機嫌悪そうで滅茶苦茶文句言われたんですけど…』 どうやら、他部署のEさんに仕事の問い合わせをしたところ、色々と注文をつけられたらしい。 そりゃそーだ、Eさんは朝はいつも機嫌が悪いことで有名。午後に昼食が終わった頃に ご機嫌伺いをするのがベストなのだ。 というわけで今回は人間関係を壊さないように注意すべきことについて考えたいと思います。 何気によかれと思って起こした行動が好きな女性から嫌われることにもなりかねません。

データを記録する

およそ人間というものは同じ行動を繰り返す習慣を持つ動物である。 いつも週末パチンコに行く人は同じパチンコ店に行くだろうし、髪を切りに行くのも同じ美容院だろうし、 服を買いに行くのも、ユニクロばっかり着てる人はやっぱりユニクロに行く。 毎回、髪を切りに行く美容院を変えたり、毎週遊びに行く場所が違うなんて人はあんまりいない。


だから人間の行動パターンは相手のことをよく観察しておけば大体わかる。 朝、いつも機嫌のよくない上司に、出勤早々に『有給休暇をとりたいんですけど…』などとお伺いをするのは愚かな行為だ。


ホストクラブ「愛」の創業者で有名な愛田武は女性客の生理の日までメモをとってデータを収集していたのは有名な話だが、 それは相手のことをよく観察してトンチンカンな言動をしないためだ。相手がどんな人物なのかわかれば対応の仕方もラクになる。 気になる女性がいるなら、まずはその女性がいつもどういう行動をとっているか?色々と観察してデータを集めることが重要なのである。

過去にこだわらない

昔、某お笑い芸人が交際しようかどうしようか悩んでいた女性がいたが、その女性が昔つきあっていた彼氏の話が出てきて、 その彼氏というのがいわくつきの人物で、それを知って交際を断念した、ということがあったが、 なるべくなら人の過去はむやみに詮索しないほうがいい。 人間、長く生きていればあまり他人に知られたくない過去のひとつやふたつはあるものだ。 そのほんの少しのつまづきで人を判断するのはよくない。 これも以前に書いたが、「綺麗なバラには棘がある」といっても、棘だけでバラの本質を語るには無理がある。 だから過去の過ちを知って、変な先入観で相手のことを見ても、あんまり幸せにはなれないものなのだ。 『昔の彼氏はどういう人だった?』とか『学生時代はどんな子だった?』とか昔の話を聞いて、余計なトラウマを つつくことのないように。


逆に元カノの話を女性にするとドン引きされるから要注意。『何?私と比較してんの?』『間接的に私を批判してるわけ?』と怒りを買うことにもなりかねません。 昔話の思い出に浸る男を頼もしいとは決して思わないのです。 女性という生き物は過去がどうであれ、前を向いて歩いていきたい生物なのです。

他の店にも行ってるのは秘密

複数の飲み屋に通っている人は絶対にそのことは内緒にしたほうがよいと思います。 なぜなら、どんな上手い口説き文句を考えても『他の子にも同じことを言ってるんでしょ?』と勘ぐられるからです。 なんだかんだいいつつ、自分のお客さんは自分だけに会いに来て欲しいと思ってるのがホステスさんです。 その昔、仕事のつきあいでオキニのいる店とは別のキャバクラに行っていっぱい名刺を貰って、 その後、オキニの店に行って『こんなにいっぱい名刺貰っちゃったよ!』と見せたら、オキニが黙って灰皿の上で名刺を燃やした 時は超怖かったです(笑)。

ハリキラナイ

気になる女性がいるとしてやってしまいがちなのが「ハリキル」「カッコつける(イイこという)」です。 基本的に女性は男性が「女性にイイことを言おう、おしゃれに語ろう」という雰囲気に敏感で、それを察すると 「あ、こいつ格好をつけてるな」というのを感じるものなのです。 ビジネスや経済の難しい話をしたり、 1ミリも隙のない完璧ビジネスマンを装っても『なんか怪しい…』になって、モテには 繋がらないのです。無理に背伸びをして格好つけようとしても女性にはバレバレです。むしろ、自分の失敗談を明るく語った方が親近感が湧きます。

正論をそのままぶつけない

基本的に人間は自分に都合のいい事実しか認めようとしない生き物です。 逆に言うと、自分を否定したり批判する意見ばかりをぶつけられると壊れてしまう生き物でもあります。 毎日、上司から叱責を受けたりパワハラまがいの言動を浴びせられれば精神的にダメになってしまいます。 自分に対する意見や批判を真摯に受け止めて成長できる…なんてことが出来る人はごく僅かです。 普通の人間は自分に都合のよい意見ばかりを集めて自分が正しいと認識したいのです。 だから、もし自分が正論であって正しいと思っても、それを直接相手にぶつけてはいけません。 『その意見は間違っていると思うよ』『なんかその服似合ってないね』それが正しいと思っても、それが火種となって ケンカに発展したり反感を買うことはよくあります。 某お笑い芸人がTwitterで学歴で人を判断しないで云々…と学歴社会に対する批判を述べていましたが、 正論は正論なんですが、あまりにそのまんまの意見をぶつけていたので「炎上するだろうなぁ…」と思っていたら、 案の定炎上してしまいました。 例え、正論であってもオブラートに包んでやんわりと表現するか、もしくは 沈黙を保つ方が得策なのです。

人を変えようとしない

これも昔書いたような気がするが、人は基本的に今の自分を変えたくないと思うものだ。 現状が最悪なら別だが、変化よりも安定を望む。「3割の利益が出ている事業」があるとする。「リスクはありますが、この方法だと 6割の利益が出ます。」と怪しい経営コンサルタントが言っても、現状十分な利益が出ているならリスクをとらないのが通常。 「6割の利益を出せるのに3割しか出せていない、つまり3割の損失」とはなかなか考えないものだ。 勿論、人間にも向上心というものがあるが、リスクが存在する場合にはなかなか踏み切れないし、 ダイエットしたいが、今までまともな運動をしてこなかったのに、毎週末ジョギングをするようになった、 というような新しい習慣を生活に取り入れるというのは結構難しいことなのです。 だから、必死になって頑張って人に変わってもらおうと期待しないほうがいい。 『どうしても食べ過ぎちゃうんだよね、どうしたら痩せられるかな?』と聞かれたら、アドバイス程度の助言に留めておいて、 あまり期待しないほうがいい。そうなったらラッキーぐらいの気持ちで望む。 ちなみに、女性からどうすればもっと魅力的になれるか?とか聞かれたら、『今のままで十分素敵だよ』と答えるようにしている。 『正論をそのままぶつけない』と同じように「もう少し髪を伸ばして、そうだなぁ髪の色も明るくして…それと私服も暗い色が多いから、 もっと明るめの色の服を着たほうがいいよ!」なんて直接意見をぶつけたら嫌われるに決まっているからです。


実は人は意外と気づいていないというか不思議なことに「自分と他人は違う」という当たり前の事実をしばしば無視する。 「100時間の残業で死んでしまうとは情けない」とカキコミして炎上した某大学教授の例がそう。 生きてきた時代やおかれた環境も別なのに自分がやってきたのだから他の人がやれないことは怠慢と考える年寄りは結構多い。 「死ぬくらいなら会社辞めればいいのに…転職したら?」と言う無責任な発言をする人も多いが、 そんな単純な判断も出来なくしてしまうのがブラックや過重労働の恐ろしいところ。 毎日上司にパワハラ発言されて土日もない生活を続けていたら、そりゃ精神的に壊れるに決まっています。 「自分は昔もっと残業してて大変だったけどやれていたよ」と言う人もいます。 努力と工夫次第だよと…でも、自分と他人ではおかれた環境も違うし、そもそもの個体差があるので、 みんながみんな同じことができるわけがないのです。 「オレが100m12秒で走れるんだからお前も走れるだろ?」と言ってるのと同じです。 だから、もし『何で彼女はこうしてくれないんだろう?』とか『もっと●●したほうがいいのに…』 と過度な期待をしないほうがいいのです。

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by G-Tools , 2017/04/12