私のなかでは、職場ではまだまだ新人のT君は典型的な草食系モテない男子である。 彼はどうやら他部署の美人事務員Yさんのことが気になる様子…なんだけど、私からすると彼女の印象は最悪の部類。 自分のことはさておいて周囲に対する評価が厳しく、動向をいちいち上司に報告する。彼女からすれば仕事のひとつなのだろうが、 私からすると只のチクリ、印象操作である。なんにせよT君との相性はよくないと思う。 ただ『好き』で突っ走っても、「理解できる(できそうな)相手」とは限らない。カワイイけれど人間的には苦手な部分があるとか、 どこかギクシャクしちゃうみたいなこともあるわけです。
よく、どうしたら店外できますか?みたいなことを聞かれるんだけど、元々の選択(指名)が間違っていた(相性がよくない)とか、 店外を断られるもっともな理由があるものなのです。今回はそんなことを考えてみます。
女性側の事情がある場合
いくら手練手管を尽くしても、ホステスさん側にしょうがない事情があれば無理ゲー。そもそもの選択が間違った場合。
1.彼氏がいる
2.シングルマザー
3.時間的にも精神的にも隙間がないケース
彼氏がいるかどうか見抜くのは結構難しいと思いますが、自分がプライベートなことを結構話しているのに、彼女のプライベートなことを全然知らないとか、
彼女が休日に何をしているかさっぱり不明な場合には怪しいと思います。シングルマザーの場合もこれに加えて、映画の話になって観た映画がディズニー
のアニメばかりとか、どうしても子供中心の行動になりがちなので案外ポロっとボロが出やすい。
後は学生とか昼も働いていて夜は水商売とか時間的にも精神的にも隙間がない生活をしている場合は遊ぶ余裕なんかはありません。
ヤバイ女
堂々とウソをつき、人を傷つけることも平気。 過去に言ったことと全く違ったことを言い出す。矛盾を指摘すると、「そんなことは言っていない」と言い張る。 カリスマ的な魅力がある一方で男性をおかしくさせてしまう「ヤバイ女」というのは一定数夜の街にはいるものです。 自分の利益を追求するための合理的な判断は出来るが、自分自身を客観的にとらえることができないため矛盾が多い。 また他人の痛みに鈍感なので非情な判断も平気、客が必要以上にお金を使うことに心理的負担をもたない。 野心的で自己愛が強く(ナルシスティック)必要以上に着飾る、というのが特徴。 こういう女性につかまると只ひたすらに疲弊することになります。 『今度、遊びに行こう!』と店外を匂わす発言をしておきながら実現しないのはそういう理屈。 常習的に噓をつき、話を盛る。自分をよく見せようと主張をコロコロ変える、そんな「ヤバイ女」は キャバクラに結構多く、なぜかそんな女性なのに人気があったりするのです。 外見的な魅力があり、会話が上手で自分の利益になると思ったらお世辞を言うのも平気。 だから、結構人気はあって、取り巻きもいたりする。ホスラブに悪口を書かれても、そもそも 「チッ!」と舌打ちはしても、心が折れるほどではない。批判されることに耐性がある。 結構、長い間お店のTOP3にいたりする女性はこんな感じだったりします。それがキャバ嬢としての先天的な資質なのかもしれません。
「好き」だけで暴走しない
例えば、男性同士で、最初はいかにも気の合わなそうな感じだったり、ぶっちゃけ苦手と思ってたのに、 いざ話してみると「あれ?結構いいヤツじゃん!」と親しくなって、友人に変わることはそれなりにあったりします。 ところが、男性が女性に対して最初に違和感を感じたみたいな場合はなぜかあんまりそうはならない。 「好き」という気持ちだけで、相手がどんな女の子なのか理解する努力を放棄しちゃうのです。 要するに外見だけで「好き」になって暴走してしまうからです。 相手を「好き」と思う気持ちと、好きな相手を「理解できるか?」は違います。 相手の女性がどんな女の子なのか理解する努力をしないと、まず、自分はどういうタイプの女の子と合うかどうかもよくわからなくなります。 一時の感情だけで突っ走ってぶつかって粉々に砕ける…そうならないようにね。 人間的(性格)にどうも違和感を感じるとか、異性としてだけでなく友達として話が合うみたいな感覚がない、とかいう 場合にはなかなか上手くいかないものです。 相手の女性はとっくにそれに気づいていて、でも自分の客だから冷たくあつかったりはしない。 でも、そんな女性に好意をぶつけても無理というものです。女性が男性に対して「なんか嫌な感じ」と思っていて、時間が経過してみたら「なんだ、全然いい人じゃん!」となって恋に 発展するドラマみたいな展開はそう滅多にはないものです。
同伴でやらかす
そもそも同伴でやらかして悪い印象を与えていると休日に会うなんてのは論外ということになります。 昔の私のオキニさんは、ほぼ一通りの嫌な思いをしたようです。 前にも書いたけど、ここで一気に書いておきます。
下心が見える
店以外で会うということは、女性として身の安全が必ずしも保証されるわけではないので、要するに『この人は外で会っても大丈夫』 と思われないと実現しない。
君につきあうメリット
選んだお店を1、2度失敗しても、下心を出さなかったら、まだ挽回は出来る…が、決定的なことがひとつある。
『君についていって何かいいことあるの?』
金持ちやイケメンがなぜモテるか?それは「私にお金をこんなに使ってくれて嬉しい」「イケメンと一緒に街を歩ける私ってイケテルってことよね」
と嬉しいと感じるからだ。では、決して金持ちでもイケメンでもない男性と休日を一緒に過ごすメリットて何だろう?となるわけだ。
美味しい食事とお酒ならキャバ嬢さんにとっては只の日常でしかない。わざわざ男性に時間を割く『動機付け』が必要となる。
それが「安心感、いきがい、承認欲求」だったりする。
勿論、金やイケメンなどの基本スペックが高めなことは重要だが、男性が浮気ばっかりしてたり、上司や同僚の悪口ばかり言ったり、
自慢話ばかりだったり、とメンタルの部分でマイナスだと評価はグンと落ちるわけだ。
「安心感」でいえば、一緒にいて落ち着くとか癒されるとかだ。大きな心で自分を包んでくれる存在。
「いきがい」でいえば、趣味が同じで一緒にいて楽しいとか、いつも何か面白いモノをみつけて話してくれるとか、ワクワクドキドキ
を提供できる人だ。「承認欲求」とは自分の存在を認めてくれるということ。大抵の客は容姿だけは褒めてくれるが、
それって結局ヤリたいだけじゃん?とキャバ嬢さんは感じているわけだ。そうじゃなくて自分のことを本当に必要としてくれている、
自分の存在を認めてくれる、と感じる存在。
『動機付け』がなきゃ人は動かない。ビジネスであれば時間を割いて何かしらの結果を出さなければ仕事としての意味がない。 人は何かを得られる相手でなければ関係を持とうとしない。こちらに何のメリットもなければ関わり合いを持っても時間の無駄だから。 総じて、モテるということは何かしら必要とされている、ということです。 そのための努力もなしに「店外しようよ!」とか言ってる輩は只の押し売りです。
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