なんでも世間では相席居酒屋が急速に全国に拡大し、週末は行列ができるほどの賑わいをみせているんだとか。 一方、サントリービールの新発売のビールのPR動画「絶頂うまい出張」が、 出張先で現地の若い女性と食事をするシーンの中で彼女たちが発するセリフや態度が性的な連想をさせ、「下品で差別的」という批判が殺到し、 動画の公開を中止した。


というわけで今回は、口説きネタはお休みで、相席居酒屋とかおじさん目線コンテンツとか、やっぱり男性という生き物はなんてバカなんだろう… と思ったわけで、そんなことをグダグダと語ります。

相席居酒屋はキャバクラよりもボッタクリ?

相席居酒屋を知らない人もいると思うので説明すると、例えばあなたが友達と2、3人でこの店に行ったとすると、必ず店員さんに女子が数名いる 席に案内されて、見知らぬ女性と相席になる。もし、その女性達と話が弾んで仲良くなればLINEを交換したり、一緒に店を出てカラオケや BARなどに行くことも可能なわけだ。


さて、なぜこんな店が繁盛しているかというと、それは女性は飲み放題で時間無制限で無料ということだ。 街コンや合コンだとお金と手間がかかるので、近頃は相席居酒屋に流れているのだ。また、昨今の若い女性はお金がないので タダで飲み食いできて時間も潰せる相席居酒屋はとても便利な場所らしい。 女性が無料なので多く集まり、それ目当ての男性客も増える…それが相席居酒屋が繁盛している理由だ。


一方、男性客はタダではない。飲み放題ではあるが10分500円という料金をとられる。 この店に2時間いたとすると500円×120分=6000円。おつまみなども頼むと7000円程度かかるものとおもわれる。 男女かならず同数になるわけはないので、常に女性と相席できるわけではなく(その時間は割引される)、 席移動(相席相手の交換)もあるので体感的には長居しそうで結構お金を使いそうである。 なお、2時間7000円はキャバクラよりは全然安いが、スナックだとちょっぴり高めの設定だ。


マッチングアプリとか相席居酒屋とか、いちいちセッティングしないと出会えないのか?と疑問に思うが、それ以上に 出会いの場としては都合が悪すぎるのではないか?と個人的には思う。
1.一人では入れない
お見合い居酒屋ではなく合コン居酒屋なので、一人では入れない。必ず、友達を誘って行く必要がある。 これって、友達の出来にも左右される。友達が足をひっぱる場合もあるし、その逆に助けられる場合もあるだろう。 タッグ戦は慣れていないと闘いには不利だ。
2.おっさんは無理ゲー
入る前に大体何歳ぐらいの人と相席したいかアンケートがあるらしい。となるとおじさんは除外される可能性が高い。 まあ、さすがに女性の割合が多ければ、おじさんも相席は可能だが、そもそもの範疇に入っていない。
3.瞬発力勝負
基本的には相席になって「カンパーイ!」した瞬間からアリナシを判断されるものと思っていい。 結局はイケメンとか肩書きとか、単純にわかりやすい武器を持ってる奴が勝利するだろう。
4.女性が千差万別
単純に出会いを求めてというよりも、無料で飲み食いできるというベースありきでの女性の集まりなので、 そのなかで自分に合った女性を見つけるなど至難の技だと思う。正直、こういう場所に来る女性って…○○○○○○○○が多いと思う(自粛)。


単純に分かりやすくいうと、タッグ戦になれてるイケメンの独壇場ですよ。女性がたくさん集まるところに行けば何か が起こるかもしれない…と思って群がるノープラン戦法って本当にバカだと思うのです。 行列に並んだうえに、ただ疲弊して帰ってくるだけなら、最初からパブ・スナックに行ったほうがマシ。 そういえば相席屋で使える女性と話すときの相槌「さしすせそ」というのがTVで紹介されていました。
さ さすが~
し 知らなかった
す すごい!!
せ センスいいね
そ そうなんだ
これって、キャバ嬢が客に使う相槌と同じだなぁ、なんだか凄くバカにされてるような…。

おじさん目線コンテンツは炎上する

一方、サントリービールのPR動画の炎上ですが、世の中にはもっとわかりやすいエロ路線は沢山あって、 橋本マナミが主観で語りかける『橋本マナミの混浴温泉』とか、セクシー女優さんが集まって温泉でキャッキャしてるのとか、 は平気で放送されてるわけですが、こっちはなぜか炎上しない。 つまり、はっきりと「これはエロです」と前もってわかるものはいいのだが、そうとは思えないものにさりげなくぶっこむと 色んなところから矢が飛んでくるということ。はっきりとしたシモネタよりもさりげないシモネタのほうがドン引きなのだ。 だから、ダジャレ的な感じでエロいことを会話にぶっこむおじさんは確実に引かれるのだ。


さらにこんなこともあった。 50、60代の男性向け雑誌『GG(ジジ)』の編集長が、雑誌のインタビューで、おじさん向けのナンパ術として指南した方法が、「気持ち悪い」と大炎上した。

「(美術館に行き)熱心に鑑賞している女性がいたら、さりげなく『この画家は長い不遇時代があったんですよ』などと、ガイドのように次々と知識を披露する。そんな『アートジジ』になりきれば、自然と会話が生まれます。美術館には“おじさん”好きな知的女子や不思議ちゃん系女子が訪れていることが多いので、特に狙い目です。会話が始まりさえすれば、絵を鑑賞し終わった後、自然な流れで『ここの近くに良さそうなお店があったんだけど、一緒にランチでもどう?』と誘うこともできる。もちろん周辺の“ツウ好み”の飲食店を押さえておくことは必須です」
うん、キモイね。 確かに、おじさん世代の男性は若い女性にとってカルチャースクールを兼ねていると思うのです。「一緒にいると成長できる」「何だか頼れる」 というのが魅力です。でもね、それを押し付けるのはダメ。聞かれたら答えればいいだけ。 男性が主に年下の若い女性に対して、ちょっと上から目線で、一方的に知識自慢をする「解説おじさん」とか、 ただ話しを聞いてほしいだけなのに、説教気味に解決策を提示して偉そうにしてる「お悩み解決おじさん」 はおじさんが嫌われる最大要因なので注意してくださいね。

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