前回、「いい人」をやめてみる話をしたが、「いい人」は「自分の価値を正しく伝える」意識が薄く、どこかアピール不足なので、 いざ恋愛のチャンスがきても「うーん、いい人なんだけど…」で終わってしまう。 女性と楽しく会話しているつもりでも、それが女性の心に響いているかは別。女性にモテたいなら、女性の心に刺さる会話をしなければならない。
というわけで今回は女性の心に「刺さる会話」について考えてみます。
マーケティングをしてみる
毎度言ってますが、モテるということは誰からか必要とされているということです。 ここにB君という男がいます。彼は人と喋ることが大好きで、キャバクラに行って、キャバ嬢さん相手にいつも沢山喋って笑わせています。 指名嬢からは、いつも笑わせてくれて明るい楽しい人と言われています。でも、彼がモテるかどうかは別です。 なぜ、そうなってしまうのか。それは会話中に自分ばかり話して楽しい時間を過ごすことに重点をおいてしまい、 相手の女性が今どういう気持ちなのかを深く考えることなくアプローチしてしまうからです。 つまり目当ての女性を口説きたいなら戦略的な方法をとるべきなのです。 「明るくて楽しい自分」だけをアピールしても「明るくて楽しい人」を求める人にしか届かないのです。
だから、まずリサーチをしろといってるのは、こういうことなのです。 そもそも相手がどういう女性なのかを知らずに攻略などできるわけがないのです。 アニメやマンガに興味のない人にアニメやマンガの話をしても心に「刺さる会話」にならないのは当然のことです。 相手のニーズ・したいことをリサーチして、自分の価値を正しく伝え、それを実践する機会をつくる…それが恋愛のマーケティングです。
恋愛の初期のコミュニケーションは共通点をいくつ見つけることができるか?にかかっていると思ってもいいくらいです。 出身地が一緒だとか、趣味が同じとか、同じ日ハムファンだとか、共通の話題があるだけで相手のガードは確実に下がります。
聞いてはいけない質問
かといって、「相手のことを知りたい」という気持ちからいろいろ聞き出そうとしがちですが、 初対面や、まだそれほど打ち解けていない女性に対して、「聞いてはいけない質問」というのがあります。
1.年齢を聞く
女性に年齢を聞くのは失礼という一般論ではなく、仮に初対面のキャバ嬢さんに「歳いくつ?」とストレートに聞くと
『は?ここは合コンの会場じゃねーんだぞ!』と思われること必至です。さらにスペック的に値踏みをしていると勘ぐられるからです。
また、ストレートに歳を聞かなくても、遠まわしに「カラオケで何を歌うの?」とか年代で異なるような質問をすると、
『こいつ探りを入れてるな?』と思われますので注意です。
2.住んでる場所を聞く
基本的にキャバ嬢さんは初対面の男性客に対して警戒心をもって接客します。
『触ってこないよね?』『お金儲けの話とかしないよね?』『きれいに飲んでくれる紳士だったらいんだけど…』、と色々と被害にあっている
キャバ嬢さんは経験上ノートラブルですごせるのがベスト。そんな警戒心を持っているのに「へー、どの辺に住んでるの?」
と聞かれると、急にプライベートな部分に入ってきたと思われるのです。他には学歴や家族構成なども興信所やお見合いじゃないんだから
聞かないほうがよいです。
3.恋愛の話
これもプライベートな部分の話です、というか最初から「どんな男性がタイプとか?」「どういう男性とつきあってきたの?」
とか聞くと『ん?私を狙ってるのか?』となっちゃうからです。
最初から相手に悪い印象を与えてしまうと、それを挽回するには相当な時間を必要とするので注意です。
また、飲み屋で話してはいけない部類の話というのがあるのでこれも注意です。
裏の顔を褒める
人は誰しも表の面と裏の面の二つの顔を持つ。普段は気難しそうで恐そうな人が、実は犬好きで一度仲良くなると結構優しい人 だったとか、逆に社交的で明るそうに見えている人が、プライベートは滅茶苦茶地味であまり外に出ず自宅でマンガを読むのが 日常みたいな場合があったりします。そして、人は普段見せていない方の自分を本当の自分だと思っています。 「仕事だからこうして明るく元気なふりしてるけど、本当の自分は根暗で自宅でゲームばっかりやってるんだよね」みたいな。 キャバ嬢さんなど接客業の人は特にそうです。仕事だから愛想振りまいてるけど、普段はこんなに笑顔じゃねーぞ! 猫百匹ぐらいかぶってるんだよ!状態のホステスさんは結構います。私の昔のオキニさんの一人は、仕事だと結構喋るのに プライベートだと喋る量がぐーんと減りました。『今はプライベートだから、そんなに喋る必要ないし…』って言ってました。
だから、結構明るくて会話するのが好きそうな女性には「明るそうだけど結構自分に無理して頑張りすぎるタイプじゃない?」 と逆のことを言ってみると、これが結構当たったりします。 また、どうみても外見的には家庭的な感じがしない女性に「実は結構家庭的な面があるんじゃない?」と言ってみます。 普段言われないことなので、もし、この女性が本当は料理好きで家庭的なところがあったらドキッとなるわけです。 「えー全然そんなことないですよ」とハズレても「でも、いい奥さんになれると思うよ」と返せば、嫌な言葉ではないので受け入れやすい。
この人は他の人と違う。本当の私のことを見てくれていると錯覚すれば、かなりポイントが上がります。
しゃべり過ぎない
モテようとして自分をアピールし過ぎちゃう男性が結構いますが、何のトクにもなりません。 何かいい意見が出たあとに、「俺もそう思ってたんだよね。やっぱりさ…」と他人の意見にのっかって、 何かイイこと言っちゃおうとする人いますよね。
また、「こないだTVでカレーが劇的に美味しくなる裏技をやっててさぁ…」と誰かが言った直後に、 「あーそれ知ってる!それってアレでしょ?」と他人の会話を盗んでしまう行為を「会話泥棒」 と言います。
さらに、誰かが喋っている途中に「いや、それは違うと思うよ」と自分の意見を押し通そうとする 「朝まで生テレビ」行為も厳禁です。自分とはまったく異なる考えであっても、 自分と違う意見があるのは当然のことと考えて黙って話を聞く余裕を持つことが大切だと思うのです。
「話上手であることは聞き上手である」と前にも書きましたが、モテようとするばかり自分ばかり喋るのはNG。 まずは黙って相手の言うことを聞く。女性との会話はまず相手に話してもらって、自分は「聞き役」に回るぐらいがちょうどいい。 自分の話は3割ぐらいにして、7割は相手の話を聞くというのがベスト。
単純に相手が喋ったことと同じことを言って疑問系で終える、これを繰り返すだけでも会話はスムーズに進行します。 「私、ホットヨガに通ってるんですよ」「ホットヨガに通ってるんですね?どういうヨガなんですか?」 「体を温めるポーズをとりインナーマッスルを鍛えながら代謝をあげるヨガです」「体を温めるんですね?結構汗かきます?」「すっごい汗かきますよ。大量の汗をかくからデトックス効果もあるんですよ」みたいな感じです。
女性は、「自分の話に共感してほしい」と思うものです。 相手の言ったことをそのまま繰り返し、時折「そうなんだ」「大変だね」「すごいね」と共感する言葉を挟んでいく。 これだけであなたの印象はグーンとアップします。
TVや映画ネタは仲良くなってから
TVや映画の話をするな、と言ってるわけではなく、まだそれほど仲がよくない初期段階でTVや映画の話をしても、相手との距離はあまり縮まらないものです。
『こないだ「君の膵臓を食べたい」って映画を観たんだけどね』
『あーなんか泣ける小説とかで話題になってるよね』
『そうなんだけどさー、そんなに泣けなかったというか…』
こういう会話がダメではないけれど、二人とも観たことがある映画じゃないなら、第三者的な話の感じがするので、お互いの理解には繋がらないのです。
TVや映画の話題は、ある程度相手の趣味や好みがわかってから話すようにしましょう。
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