私のなかでは、職場ではまだまだ新人のT君は典型的な草食系モテない男子である。 なのだが、他部署の美人事務員Yさんのことが気になる様子。 なんだかんだ理由をつけては接触をこころみているようだが透けた思惑は非モテになりかねない。 自分の趣味にはかなりのこだわりをみせるくせに、いざ女の子のこととなると、暴走して客観的に自分を見ることができなくなってしまう男子は結構多いものです。

というわけで今回は、彼女のことが好きすぎてやってしまいがちな誤った行動について考えてみたいと思います。

その行動がやばい

恋は盲目といいますが、好きな女性と一緒にいれたらそれだけで気分が高揚してしまい、周りがみえなくなってしまい、浮ついた行動をとってしまうのは よくあることです。そんな男性は「自分はこうしたい」という自分の欲求をぶつけてしまいがち。 しかし、女性はというと、相手を好きになるのに時間がかかるというか、冷静にお互いの立場や今の状況を観察していたり、 結構クールだったりします。そんななかで、相手の男性が何やら妙にアクセルを踏み出したのを感じると冷めてしまうこともあるのです。

1.プレゼントが過多になる
例えば、出張先で珍しい食べ物や美味しそうなスイーツなどを見つけて『はい、お土産!出張先の○○で美味しそうなお菓子を見つけたから買ってきたよ!』 と彼女に手渡すのはストーリーとしては筋があるのでいいと思うのですが、ただやみくもに会うたびに差し入れやプレゼント攻撃をするのも、 小さなモノで小さな好意を得ようとする男子の魂胆はしょーもない、と思っている女子もいるのです。 さらに、まだ知り合って間もないのに、いきなり高価なプレゼントをされても「何?私を狙ってるの?」とドン引きされます。

2.アフターが長い
一緒にいられることが嬉しいのはわかるが、キャバ嬢さんにとっては「残業」だ。 本当は早く帰って寝たいんだけど…はっきりと断ることの出来ない彼女の立場を考えてあげよう。

3.彼女中心の生活になる
毎日、彼女のことを考え、優先事項が彼女になってしまっている。生活時間帯が違うので、時には仕事や生活に影響がでてしまっている。 毎度、言ってますが、「キャバクラは生活の中のほんの一部」です。毎日の生活や仕事、友人や家族とのつきあい、自分の趣味などがあって、 その中でキャバクラが何%かあるのです。それぐらいの余裕を持つくらいがちょうどいい。彼女のことが一番になっているのは、 相手にとって「ちょっと重たい」と思われます。

4.メールやLINEの量が多い
これも毎度、言ってますが、「キャバ嬢さんは友達でも彼女でもありません」。LINEのIDを知っているというだけです。 さて、あなたの気になるオキニさんを指名している客の人数を想像してみましょう。もちろん、人気や店の規模にもよりますが、真ん中 あたりをとって20人とします。この全員から毎日LINEが飛んできたら、そりゃ罰ゲームみたいなもんです。 勿論、全員から来るわけではないですが、お客さんというだけでLINEを必死に返すのは仕事だとしても結構な苦行。好きでもない男性と毎日5、6人やりとりするのも 大変です。そんな彼女の負担をさらに増やしてどうするんですか?と言いたい。

5.無茶をする
色々頑張ってはいるものの、店外デートも出来ず、ただひたすら店に通うだけの状態が続き、関係が一向に変化しないと、 焦って衝動的になって、無茶な行動に出てしまう。無謀な時間に彼女を呼び出してみたり、やたら長文のメールを送ったり、頻繁にLINEを入れたりするともはや重症です。

キャバ嬢さんにとって、自分を指名してくれるお客さんがいることは嬉しいのですが、 アフターでなかなか帰してくれなかったり、LINEの量が多かったりすると、気持ちはスーッとさめていってしまいます。 「何やら必要以上に頑張ってる感」を出されると「あーまたこのパターンね」と思われちゃうのです。 毎度、言ってますが、「彼女と○○したい」というのは自分の利益です。彼女の立場を考えない行動です。モテる人は他人の利益を優先します。 コミュニケーションではどう感じるかは受け手に100%権利があるのです。

理想と現実の狭間

仕事や、やりたいことや、いろいろひっくるめて人生において、理想と現実が一致するなんてのはまあありえないことです。 理想に向かって、ただひたすらに努力を重ねたとしても、人間どこかで妥協したり、ときには諦めざるを得ないこともあったはずなのです。 なのに、こと恋愛において、気になっているいる女性が唯一絶対と考え、躍起になって理想を追い求める男子がいるのはなぜなんでしょう? 車やバイク、釣りなど、自分の趣味のこととなると、徹底的にこだわることができるのに、 なぜか女子を見る目となると、アバウトになってしまうのか?とっても不思議です。 これも前に書きましたが、当たらない宝クジを買い続けるようなもので、いつか何かあるかもしれないと期待してロマンを追い求めるのも、 ダメとは言わないけれど、冷静に現状を把握することは大変大事だと思うのです。何より時間とお金はタダではありません。

恋愛というものは決して一人ではできない、だから、どんなに自分ひとりが努力したり頑張ったりして もダメなときはダメという当たり前の事実を無視してはいけない。 また、彼女はあなたにとってよいこともすればよくないこともするはずなのです。 思っていたのとまったく展開になったり、想定外の出来事や事件、ハプニングなどが起こったり、恋愛というのは実に面倒なものなのです。 だから慌てず騒がず、小さなことでビクビクしない余裕を持つことが大切だと思うのです。

モテない理由は必ず自分の中にある

モテない理由は100%自分の中にあるのです。世の中や女性が悪いわけではありません。さて、その理由を精神論的なもので例えると わかりずらいので「物」で例えるとします。世の中に沢山「物」が溢れてはいるけれど、ハナから役に立たないものを買おうとはしません。 結果的に買ってしまったけど、これは損したと思ったなら、悔しいし、残念だし、いつまでも家の中に置いておくわけにもいかないので 捨てちゃいますよね。人間関係もそうなんです。毎度、言ってますが「モテるということは誰からか必要とされている」ということです。 モテないのは必要とされていないからです。

友達であれば、悩みを相談したり、グチを聞いてもらったり、昨日見たTVドラマの感想を言いあって共感したり、 要するに「必要」とされている。恋愛ならば、それに+αで色々あるわけです。

では、どうすればいいかというと「自分がこうしたい」は全部捨てる。自分が何を与えることが出来るか?を基準に考える。 ギブ&テイクでいえば、とりあえずひたすらギブし続ける。そうすれば、いつか悩みやグチを聞いたり、友達みたいな 距離まで近づけるのではないでしょうか?

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