私のなかではまだまだ新人のT君は典型的な草食系男子である。なのだが彼に対してはああしろこうしろとあまり指導をせず自由にやらせている。 もちろん失敗することもあるが、よほど間違ったことをしていなければ指摘しないようにしている。 なぜなら、私が若い時の上司の指導がことさらウザかったからだ。自分が若い時こうだったからお前もこうしろ!というのは理論として整合性がないと思っていたのだ。 時代背景も世代も環境も違うので、その経験談と苦労話は参考にはなるけれど、所詮他人の話なのだ。自分にあてはめて同じことをしても何だか違うと思ってしまう。 ただの自慢か昔話なのだ。

私のようなおっさん世代から上には実はこのような「自分語り」おじさんが多い。 自分がやってきたんだから今の若い人ができないのはおかしいと本気で思っている。 「残業100時間で死んでしまうとは情けない」と発言して炎上してしまった大学教授がその例。 「自分が若い頃はしょっちゅう徹夜してたのに…」と若者を嘆く経営者というのも結構いるのである。

というわけで今回はモテないおじさんの言動について考えてみようと思います。

自分を語らない

基本的にホステスさんに嫌われるおじさんの3大話が自慢話と昔話と説教です。 「昔はこうだった」「自分たちもそうだった」という考えは今の世代の人達にはほとんど届かないのが現状です。 なぜなら現在の情報化社会では多くの情報に溢れ、それをいかに取捨選択して、自分にマッチして活用していくか?というのが現在の若者 が自然と行っているものなのです。それで昔の話をされても「いつの話だよ?」とピンとこないのです。 ピンとこない経験談や苦労話をされても「自分にはあてはまらない」と遮断されてしまうのです。

さらに言うとリーマンショック以前はバブル期が滅びてもそれなりに経済は復活するんじゃないか?幻想 を生きてきたおじさんと、ずっと景気が上がらないまま育ってきた若者ではライフスタイルが違います。 若者は景気も給料も上がらないので、飲みニケーションを拒否し、車も持たず、服はユニクロと、 おじさんたちが捨てられないものをどんどん省いて効率主義思想を徹底しています。

つまり自分のことを語りたがるおじさんはともすれば若者に対して一方的な話になってしまう危険性があるのです。 いつの間にか自慢話になっていたり、相手に価値観を押し付ける説教じみたことになってしまいます。 だから、飲み屋では自分を語らず、若い人の話を聞けるおじさんを目指すべきだと思うのです。

過剰な献身をしない

競馬の単勝1点勝負のように一人の女性に全力で尽くしアピールし口説くというのは恋愛のある時期においては必要な 場面ではあるとは思うけれど、それを出会いの最初からしてしまうのはNGだし、 そのアピールや献身に対して相手から何らかのよいリアクションが返ってこない場合は一旦撤退 したほうがよい。なぜなら相手の女性に「重い」と思われるからだ。女性は尽くされると嬉しいが度を越すと「キモい」 に変わる。

いつも自分からボールを投げているから相手もボールを返すのがしんどくなる。たまには相手から先にボールが来るのを待ってみる。 一旦引いてしまうと相手は「あれ?」と気になるかもしれない。相手があなたに少しでも気があれば一旦「間」を置くことで 何らかのリアクションがあるはず。だから、常にアピールすると逆に距離を置かれるので適度に力を抜くべきなのだ。

誠意や真面目を武器にしない

ところがイケてないただのおじさんがリアルに恋をすると誠意とか真面目さぐらいしか武器がないので戦略もなくただひたすら店に通って しまう。余裕がないのでたまにしつこくアプローチしたりする。けれどキャバ嬢さんは相手が暴走しないようにかつ逃げないようにやんわりと断り を入れる。完全に拒否られたわけではないのでやっぱり店に通い続ける。

では、どうすればいいか?というと、 毎週必ず店に行くとか定期的に店に通うということをやめればよい。あなたが仮にイケてない一度も店外したことがないただのおじさんだとしよう。 もし、そうならば、誰か気に入ったキャバ嬢さんをみつけたら、他にも2、3人お気に入りの女性をみつけに他の店に行こう。 今までの1点賭け1点投資をやめて分散すればよいのである。これで今までの切羽詰ったオーラは確実に消える。

もちろん、ハズレを引くことも多いが、心の余裕が出来てくる。すると、これをやり続けると不思議なことが起きてくる。 何となく自分に合った女性というのを見つけやすくなる。心に余裕が出来ると自分を客観的に見ることができるのだ。 「彼女しか見えない!」人は確実に視野が狭く冷静かつ客観的に状況を判断することが出来ずただひたすら店に通うことになる。

セコい戦略を練らない

アフターを期待して閉店1時間前に入店するとか、料金の安い時間帯を狙って開店直後ばかりに店に行くとか、 オキニ嬢の指名がかぶってなかなか席についてくれないとすぐに帰るとか、そういうセコい戦略はすぐにキャバ嬢さんは 感じとってしまいます。

同伴の店でも、別にクーポンなどを使ってもかまわないと思いますが、料金の安い方へ誘導したり、居酒屋さんばっかりとかだと、 「このおじさん何だかセコいなぁ」と思われます。

適度に距離を保つ

イケてないただのおじさんがリアルに恋をすると、女性の何気ないアプローチに対して過敏に反応してしまって只の社交辞令や キャバ嬢の思惑にまんまとひっかかってしまい、LINEが来たらすぐに返信をしてニヤニヤほくそ笑んでしまう。

キャバ嬢さんというのは習性として、初めて自分に指名を入れてくれたお客さんには最初は好意的なアプローチをしてきます (本当にヤバイ人は例外)。 「これから色々聞いちゃおっかなぁー!」とか「どこそこに行ってきたよ!」とか写真付きのメールやLINEを送ってきたりします。 まあ別にこれは好意ではなくて自分の味方であることの確認行為みたいなもんですから特に意味はありません。 それなのにすぐに返信してしまうから相手は調子に乗るのです。

毎度、書いていますがキャバ嬢さんは相手がシッポを振ってついてきてくれるほうが楽なのです。 キャバクラというシステムの都合上、『自分を高く売れ!』と心に刻み込まれてしまっているので仕方のないことなんですね。 じゃあ、またどうすればいいか?というと、店に行かない時期というのを作る。 設定としては、仕事のトラブルが起きて毎晩終電で帰る日々が1ヵ月~2ヶ月続いている状態。なので、その間はLINEもしない。 来ても無視です。まあ長い間音信普通でも相手から電話もLINEも来ないならそういう扱いってことですよ。

いつも決まって店にきてくれる指名客が全然店に来ないとなると「あれ?○○さん今月全然店に来ないんだけどどうしたんだろ?」 と心配になるのが通常。「お仕事忙しいのかな?」「まさか病気や怪我で入院とか?」「他の店にいい子が出来たのかな?」 とか色々考える。いつも決まって毎週店に来てくれるというのはキャバ嬢さんにとってはありがたいようでいて、それが当たり前 になってしまうとそのありがたみを忘れてしまうものです。

総論としては余裕のあるおじさんでいることです。 あまり自分を語らず女性の話を聞けるがっつかない余裕のあるおじさん。 例えば同伴であっても「一人で食事するのもつまらないから、今日はつきあってくれてありがとう!」的なさっぱり態度でいたい。 決して「○○ちゃんとこれが食べたいんだよぉー!」みたいな熱意は1ミリもいりません。 あくまで上品で紳士的なテンションを保っていただきたいものです。

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by G-Tools , 2018/02/02