初期段階の話の続き第9弾です。 前回、喜びや悲しみを共感できる、悩みを聞いてくれたり、励ましてくれたりする存在であればモテると書きましたが、それには ある程度の時間と条件がつきます。
14.話を聞いてあげて共感してあげる
キャバクラで自分のことばかり喋ってはいけません。
ここからはキャラクター設定を必要とします。あなたは接客業のプロです。「役割効果」としての職業を演じることです。
女性は会話を通じてコミュニケーションをしたい生き物です。 女性同士の会話を聞いていると着地点がどこにあるのかさっぱりわかりませんが会話すること自体が目的なので特にオチはありません。 女性はただ単にあなたと話して同じ気持ちをわかってもらいたいだけなのでアドバイスや解決策を求めているわけではありません。
「○○だったんだ、大変だったね!」と相手の言葉を繰り返し共感してあげること。
ちなみに「大変でしょう」「大変だったね」は結構使います。
会話の量では女性が7割ぐらい喋っている状態がベストです。あなたの自己主張やアドバイスなんて1mmも入りません。
キャバクラで働く女性は「頑張らないとみんなが私のことを認めてくれない」って思ってます。 周囲のホステスと仲良くしてある程度の人数の集団を形成しておかないと生きていけない可能性があるからです。 「あんなことやこんなこともしたんだよ」結果が伴わなくてもいろいろ頑張ったんだよと…。 それは私を仲間として認めてね、というアピールなのです。
つまり彼女たちは自分の味方になる存在を必要としています。だから、相手の言葉を繰り返し共感してあげることはとても重要です。
15.この人は私を変えてくれる存在なのかも?と思われるには
以前、説明したようにたいていのキャバ嬢さんは日常に不満を抱えています。
そんなストレスを解消するためにホストクラブ遊びをしたり、高級ブランドの靴を買いあさったりする子もいます。 なかにはうまくストレスを解消できなくて病気になりお水を引退する子もいます。
キャバ嬢さんは、いつか白馬に乗った王子様が目の前に現れて自分を救ってくれる、とまでは思っていませんが、「なんかこの人についていくといいことありそう」 ってのは「ピンっ」と感じる生き物です。私の元祖オキニ曰く『一緒にいてもワクワクしない男性に口説かれても論外』と断言していました。
そういう男性が極めて少ないからこそ「ピンっ」と感じられることを求められているのです。 「なんかこの人についていくといいことありそう」と思われるには、これもある種のキャラクターを設定してしまえばヒットする確率はかなり上がります。
休日は必ずどこかに出かける
「お休みの日は何してるんですか?」と聞かれることがあると思いますがどう答えていますか?
「休日は寝てる」「パチンコかスロット」は NGです。仮につきあうとしても家でダラダラするか、外に出てもパチンコかスロットにつきあわされるってことを想像しちゃいます。嘘でもいいんであくまでアクティブな自分を演出してください。
休日は必ずどこかに出かけて(ゴルフ・釣り・フットサル・ドライブなど)夕食は美味しいとっておきのレストランで外食をする自分なのです。やってなくてもね。
疲れた・暑い・寒いは禁句
ネガティブな言葉を使うのはよくないです。仮に「今日は暑いね」と言われたら「暑いけどこんな日はビールが美味い」というポジティブな表現に置き換えてください。会社や上司の悪口やグチを言うのもNGです。ここは新橋のガード下でありません。
グルメである
キャバ嬢さんは月に数回同伴ノルマがあるのでそれなりに色々と店を知っていますが、勤務しているキャバクラと自宅周辺に限られます。それに食の欲求が途絶えることはありません。
「どこか美味しいイタリアンの店知らない?」と聞かれて、即座に答えることができないとちょっとがっかりさせちゃいます。できればアンジャッシュ渡部なみに和洋中一通り美味しいお店を知っていてプレゼンできる能力があればベストです。
共通する趣味があって知識が豊富
キャバ嬢さんと同じ趣味があると大変都合がいいです。確実に二人の仲はよくなります。出来れば、彼女よりも一歩進んでその趣味の情報を提供できればベストです。
嫌いなモノ(こと)が同じ
例えば、同じアンチ巨人なら、ジャイアンツの悪口を言うことで盛り上がります。また彼女がされたらイヤなことに共感できるかってのは凄く大事です。
それがわからないとあなたも同じことをしてしまう可能性があります。
同伴や店外での行いがスマート
参照:[同伴やアフターを考える]
気が利く
例えば、夏の暑い日にドライブしているとして、がんがんクーラーを効かせて、冷え性の女性を不快にさせていませんか?大抵の女の子は寒がりで体感温度は男性よりも3度くらい落ちます。「寒くない?」と一言声をかけてあげること。
真夏のキャバクラなんかは必要以上に店内で冷房を効かせている場合が多く、かつキャストさんの衣装は肌を露出したものが多いので、オキニさんに一言かけて「ホット緑茶」などを頼んであげるとポイントがあがるかも?
ドライブでいえば、何となく眠そうな顔してたら「寝てていいよ、ついたら起こすから」と気を使う。
大事なことは今彼女がどういう状況であるかを常に気にしておくってことです。
ここを疎かにすると「この男、気が利かないなぁ」と思われます。
自信を持つ
嘘でもいいからうわべだけでも自信を持つこと。極端な話、卑屈なイケメンよりも根拠はなくても何だか自信満々なブサイクの方がモテる。アメーバブログの方に書いたけど「借金してでも腕時計は高いモノを買う」というのも効果がある。仕事でもスポーツでも成功した人は皆自信に溢れている。
あと、基本的に、女性は恋愛では男性に対して自分のことを女の子として見てほしいので、変に媚びをうった低姿勢が見えるともう恋愛は始まらない。 はっきりと上から見下ろされるのも嫌なんだけれど、やはり男性には強くあってほしいし、守ってほしいと思っている。
基本的にアクティブ&ポジティブ&スマートであることが大切です。何か人生を楽しく過ごしているような雰囲気が重要。
但し、凄く大事なポイントがあって
距離感を大切にする
これが一番難しいんですが、色々やり過ぎると只の自己満足です。彼女のことを思って色々やってあげたい気持ちはわかりますが、やり過ぎるとキモイ男になってしまいます。ほら、女性だと手編みのセーターを編んで彼氏にあげちゃうような重たい行動をとるようなこと。
人によって心地いいと思う他人との距離感って違うんです。しょっちゅうコミュニケーションとりたい女性もいれば、あまり干渉されたくない女性もいます。
距離感を自分中心に考えないっていうことが大事。
ここまではいいけど、それ以上はちょっと…と思われているのにズカズカと入り込んでいくのはそれはもう迷惑です。
何だかよくわからないけど妙に彼女が不機嫌なときも、触らぬ神にたたりなしでほおっておいた方がいいんです。
『この人についていくと何かイイことがありそう!』と思われるには、適度な距離感を保つことが必要です。
それと1日2回以上の電話・メールはダメです。何か約束があって連絡をとらなければいけない以外に1日数回のコンタクトをとろうとするのはストーカー予備軍と思われてもしょうがありません。
男性だって、同じ女性から1日何回もメールが来たら何か怖いでしょ?
つかず離れず…だから本当に毎週店に通っちゃうような行為は全然ダメなんです。
さて、次回が初期段階の話の最終章になります。
⇒⇒⇒ 恋愛・結婚にもコツがあります。性格分析で発見。自分のカタチ。